結論:絵が描けなくても、LINEスタンプは作れる時代になってた
先に結論だけ言うときます。
イラストの「イ」の字も描けない40代後半の宅配ドライバーが、AIを相棒にしてLINEスタンプを3シリーズ・全112個作って、3本とも販売開始までこぎつけました。
しかも材料費(AIの画像生成代)は、3シリーズ全部合わせても1,500円ほど。コーヒー数杯ぶんです。
「副業でなんか作ってみたいけど、自分には特別なスキルなんてないし……」と思ってる同世代の人に、いっぺん読んでほしい記事です。これは「才能のある人の自慢話」やなくて、普通のおっさんが手探りで作った記録です。
できあがった3つのスタンプ
まず、何を作ったかから。全部「とらまる」っていう茶トラ猫を主役にしたシリーズです。
🐯 第1弾「とらまる〜配達ねこの日常〜」
記念すべき1作目。配達員あるあるをテーマにした、緑の配達キャップをかぶった猫のスタンプです。
「了解!」「向かってます」「ほな行ってきます」みたいな、自分が毎日仕事のLINEで使うような言葉ばっかり40個。自分が一番のユーザーになる想定で作りました。
📈 第2弾「株とらまる〜爆益も暴落も〜」
同じとらまるが、配達バッグそのままで副業トレーダーになった設定。株あるあるのスタンプです。
「爆益キタ」「含み損…」みたいな、個人投資家の喜怒哀楽を猫に代弁させました。コツコツ投資してる人にハマるはず。
🎣 第3弾「キャロ兄の琵琶湖大遠投スタンプ」
これは別キャラ。琵琶湖でバス釣りするのが趣味なんで、その世界をスタンプにしました。黒キャップにミラーサングラスのゆるいアングラー「キャロ兄(けいあに)」が主役です。
関西弁マシマシで「ナイスフィッシュ!」「ボウズや…」みたいな、釣り人にしか分からん言葉を32個。
なんでLINEスタンプやったのか
理由は単純で、元手がほぼいらない副業やからです。
せどり(物販)もやってるんですが、あっちは仕入れにお金がかかる。在庫も抱える。それに比べてLINEスタンプは、
- 作るのに必要なのは時間と、ちょっとのAI生成代だけ
- 在庫ゼロ、発送作業ゼロ
- 一回作って審査通れば、あとは置いとくだけで売れる(かもしれない)
「資産っぽいものを少しずつ積み上げたい」という感覚にぴったりやったんです。
正直、これで一発当てて生活が変わる、とは1ミリも思ってません。でも、自分の手で「売り物」を作れたという事実は、思ってた以上に効きました。
どうやって作ったか(非エンジニアの手順)
ここが一番聞きたいとこやと思うんで、正直に書きます。
僕はパソコンに強いわけでもないし、プログラミングなんてできません。やったことを一言でいうと、
AIに「こんな猫のキャラ作って」とお願いして絵を出してもらい、そこに自分でセリフを乗せた
これだけです。
ざっくりの流れ
- キャラの設定を決める(茶トラ猫・配達キャップ・2頭身……みたいに言葉で固める)
- AIに基準になる1枚を描いてもらう
- その1枚を「お手本」にして、ポーズ違い・表情違いを1個ずつ生成
- できた絵に、あとからセリフの文字を乗せる
- LINEのサイズ(決まりがある)に整えて、申請
最初は「32個の絵を1枚のシートにまとめて一発で作る」っていう効率重視のやり方を試したんですが、これは失敗でした。AIは日本語の文字を描くのが苦手で、文字がグニャグニャに崩れる。キャラの顔も1個ずつ微妙に変わってしまう。
それで**「絵は文字なしで1個ずつ作る → 文字はあとで別に乗せる」**というやり方に切り替えたら、一気にきれいになりました。これから挑戦する人は、最初からこの方式をおすすめします。
つまずいたところ(リアルな失敗談)
きれいごとだけ書いてもしゃーないんで、転んだとこも。
文字が読めん問題
さっき書いたやつ。AIに「了解!って文字を入れて」と頼むと、文字がグニャグニャの謎の記号になる。これは早めに見切りをつけて、文字は手作業で乗せるのが正解でした。
審査でリジェクト(一回落ちた)
第2弾の株とらまる、実は一回審査に落ちました。
理由は、スタンプの中に国の制度の名前(投資の非課税制度など)を文字で入れてたから。こういう制度名は商標登録されてることがあって、勝手に使うとアウトなんです。知らんかった。
落ちた2枚だけ、文字を「投資でGO」「老後コツコツ」みたいな一般的な言葉に差し替えて再申請したら、無事通りました。
教訓:制度や公的サービスの名前は、スタンプの文字に使わんほうが無難です。
Webの操作が地味にむずい
申請サイトの操作も、慣れてないと「あれ、次どこ押すん?」の連続でした。ここはもう、画面とにらめっこしながら一個ずつ進めるしかなかったです。
かかったお金と時間
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| AI画像生成代(3シリーズ合計) | だいたい1,500円ほど |
| 制作期間 | 1シリーズあたり1〜3日 |
| 必要なスキル | 特になし(言葉で指示できればOK) |
LINEスタンプは1セット120円で売って、手元に入るのは1個あたり約42円。なので、元を取るだけでも数十個は売らなあかん計算です。
「これで儲かるで!」とは口が裂けても言えません。でも、ものづくりの練習台としてはコスパ最強やと思います。何より、作ってる時間が普通に楽しい。
これから作る人へ:おっさんからのアドバイス
最後に、同じ「絵心ゼロ・パソコン苦手」の仲間へ。
- 完璧を目指さない。AIの絵は多少クセがあっても、ゆるい味になる
- 自分が使いたい言葉から作る。一番のユーザーは自分
- 文字は絵に焼き込まず、あとから乗せる
- 制度名・商標は文字に使わない(審査落ちの元)
- 一回落ちても直して出し直せばいい。落ちるのは普通
特別な才能はいりませんでした。いるのは「ちょっとやってみよか」という気持ちだけ。
僕みたいなおっさんでも3シリーズ作れたんで、興味ある人はぜひ。作ってみたら、また感想聞かせてください。
※この記事のスタンプは、AIで生成した絵に自分でセリフを乗せて制作したものです。実在の運送会社・証券会社・ブランドとは一切関係ありません。